基礎講座 第1章

FXとは?仕組みをわかりやすく解説

FX(外国為替証拠金取引)は、異なる通貨を売買して差益を狙う投資です。レバレッジを利用するため少額から始められますが、損失拡大のリスクも伴います。本章では、通貨ペア・レート・スプレッドなどの基本と、取引の流れをやさしく整理します。

FXとは

FXは、米ドル/円(USD/JPY)などの通貨ペアを取引します。価格(為替レート)は常に変動し、安く買って高く売る/高く売って安く買い戻すのどちらでも利益機会があります。取引コストは主にスプレッド(売値と買値の差)で、相場状況により拡大・縮小します。

FXの仕組み(基本用語)

  • 通貨ペア:例)USD/JPY、EUR/USD。左が基軸通貨、右が決済通貨。
  • レート:1USD=150.00JPYのように交換比率を表す価格。
  • スプレッド:売値と買値の差。実質的な取引コスト。
  • レバレッジ:証拠金の何倍もの取引が可能。利益も損失も増幅。
  • スワップ:通貨間の金利差調整金。買い/売り方向で受取・支払が生じる。
ポイント:まずは小さな通貨単位で、スプレッドなどのコスト感覚に慣れるのが安全です。

取引の流れ(かんたん3ステップ)

  1. 入金・初期設定:本人確認→入金→アプリやツールにログイン。
  2. 発注:通貨ペアと数量を決めて、成行/指値/逆指値で注文。
  3. 決済:利益確定または損切りでクローズ。損益は口座残高に反映。

※ 指標発表時や早朝はスプレッドが拡大しやすく、滑り(約定価格のズレ)が起きる場合があります。

メリット・デメリット

メリット

  • 少額から始めやすい(レバレッジを使いながら調整可能)
  • 24時間取引でライフスタイルに合わせやすい
  • 上昇・下落どちらでも利益機会あり
⚠️

デメリット

  • レバレッジで損失が拡大するリスク
  • スプレッド拡大・滑り・通信遅延などの影響
  • ロスカット発動で損失が確定する可能性

FXと他の投資との違い

項目 FX 株式 投資信託 暗号資産
少額の始めやすさ◎(1~1,000通貨対応)○(単元未満株あり)◎(積立少額OK)○(取引所による)
取引時間◎(平日ほぼ24h)△(平日日中中心)○(いつでも買付可)◎(24h365日)
下落局面への対応◎(売りから可)△(信用取引)△(一部のみ)○(売り可あり)
価格変動リスク中〜高(レバで増幅)低〜中(分散)
コスト構造スプレッド中心売買手数料信託報酬等スプレッド/手数料

※ 一般的な傾向の比較です。商品・証券会社により異なります。